こんにちは。台北在住ののびたです。
今年から本格的に親子キャンプを始めた我が家。
今まで3回、デイキャンプをやって慣らしてきました。
今回はいよいよ、「泊まりキャンプ」にチャレンジしました。
結果、初めての泊まりキャンプは子供が火傷をしてしまったり、暑くて眠れなかったり、大変でした。
でもそれ以上に、自然に触れ合えたり、外で一緒にご飯を作って食べたり、かけがえのない経験ができました。
今回はそんな初めての泊まりキャンプの様子をリポートします。
今回の記事を読んでほしい人
- 親子キャンプをやってみたいが、どうすればいいかイマイチわからない人
- 台湾での親子キャンプの様子を見てみたい人
今回の記事でわかること
- 親子泊まりキャンプの醍醐味
- 初の親子泊まりキャンプで感じた楽しさ
- 親子泊まりキャンプの準備と持ち物
- 親子泊まりキャンプでどう過ごしたか
- 親子泊まりキャンプでの注意点
ぜひ最後までご覧ください。
初の親子ナイトキャンプに挑戦。どんなところが良かった?
初の親子ナイトキャンプ、どんなところが良かった?
今回初めて親子で泊まりキャンプに挑戦したわけですが、中でも良かったなと感じる点は次の3つです。
- 日常のそばにある自然をダイレクトに感じられた
- アウトドアで、親子で料理をする体験ができた
- お酒を飲みながら、デジタルフリーな非日常を感じられた
一つずつ説明していきますね。
日常のそばにある自然をダイレクトに感じる体験
自然をダイレクトに感じる体験
今回初めてキャンプ場で子供と一夜を明かすという経験をしました。
やはり泊まるという経験は、デイキャンプとはかなり違いました。
持ち物や過ごし方といった技術的な部分の違い。
しかしそれ以上に、日常のそばにある自然をよりダイレクトに感じる経験ができたと思います。
具体的には、夕日・朝日・虫の鳴き声・道端にいるカエルなどなどですね。
街中にある河川敷のキャンプ場ですが、子供はしっかりと自然を感じることができたと思います。
料理を一緒に作って食べる体験
料理を一緒に作って食べる体験
二つ目は屋外で子供と料理を作って食べる体験ができたこと。
今回はクッカー(鍋)でご飯を炊いて、カレーを作ってみました。
娘は5歳ですが、普段家ではまだ危ないということでキッチンに一緒に立つことはありません。
今回娘と同じ目線でご飯を作って食べる経験をしました。
火や刃物の扱い方、怖さを多少なりとも教えることができたと思います。
一緒に作って一緒に食べるという経験は、普段よりもいっそう親子の絆を深めることになると感じました。
お酒を飲んで、子供とゆったりまったりする体験
子供とゆったりまったりする体験
夕食後は普段よりもゆっくり時間が流れているような感じがします。
デレビや皿洗い、お風呂などはキャンプでは省略。
そのぶん、親はお酒を飲んでまったりするだけ。
娘もゆったり落ち着いて就寝まで過ごしていたと思います。
時間の流れが普段とは明らかに異なり、日常からの開放感が味わえました。
親子ナイトキャンプ、持ち物と準備は?
親子ナイトキャンプの持ち物と準備
さて、そんな非日常体験ができた初の親子ナイトキャンプ。
ここからは具体的に、
- どんな準備をして
- どんなものを持っていったか
についてレポートしていきたいと思います。
どんなことを準備したか
場所
初めてのナイトキャンプということで
キャンプ場選定の条件として
- 自宅近く(万が一忘れ物をしても取りに帰れる)
- 設備のしっかりしたところ(高規格)
- 以前行ったことがある(勝手がわかっている)
という点から、台北市内にある「華中露営場」にしました。
特に以前行ったことがあるということが大きかったです。
以前行ったことのあるキャンプ場を選ぶメリット
- 迷わずに行ける
- 手続きの流れを知っている
- キャンプ場のどこに何があるか把握できている
- キャンプサイトの特徴かわかっている
などなど、物理的・精神的負担を減らすことができたと思います。
初めての泊まりキャンプは、想定外のことをできるだけ少なくするのが大事ですね。
食材
調理に関しても初めてということで、できるだけ失敗しなさそうなものを。
- 夕食:カレーライス
- 朝食:ホットサンド(ベーコン&トマト&チーズ)
カレーはルーさえあれば失敗がなくて簡単。
ホットサンドはホットサンドクッカーさえあれば挟んで焼いて、それっぽくなってくれます笑。
炊飯とホットサンドは家で事前に少し練習して慣れておきました。
買い出しはキャンプ当日、キャンプ場にいく途中のスーパーで。
カレーのルウさえ忘れなければ、あとは適当です笑。
どんなものを持っていったか
ここからは当日何を持っていったかをリポートしていきます。
✅が今回初登場の装備品。
それ以外は過去の記事で紹介しています。
テント関連
- テント
- ペグ
時間の都合上、タープの設置は見送りました。
リビング関連
- チェア×2
- レジャーシート
- テーブル✅
- ランタン(LED大・小各1、オイルランタン×1)✅
寝具関連
- エアマット(クイーンサイズ)
- ブランケット
- エアピロー×2
キッチン関連
- クーラーボックス(ソフト・ハード各1)
- クッカーセット✅
- アウトドア食器セット✅
- 家庭用ガスコンロ
- ホットサンドクッカー✅
- チタンマグ
- アウトドア用グラス✅
- ガスバーナー✅
- まな板&包丁✅
その他
- キャンプ用キャリーワゴン
- 虫除けスプレー・蚊取り線香
このような感じです。
やはりデイキャンプに比べるとたくさんになりますね。
ただ、見返してみるとシンプルなラインナップでした。
車のトランクを見ても、だいぶ余裕がありますね。
親子ナイトキャンプ、どんな風に過ごした?
親子ナイトキャンプの過ごしかた
どんな風に過ごして、どんなことがあったか、タイムライン式に紹介します。
1日目
カレーとホットサンドの材料、その他飲料などを調達します。
キャンプ場の受付を済ませます。
キャンプサイトへは、車で入れて横付けできるので便利。
テントを張ろうかと思っていると、雲行きが怪しくなり、弱い夕立が。
車の中で様子を見ながら雨宿りします。
雨も上がったので、テントの設営にとりかかります。
夕立は想定外で、テントの設営完了が少し遅くなってしまいました。
炊飯→カレーの順に調理します。
野菜を切ったり、カレーを煮込んだり、いちいち不慣れで時間がかかります。
やっと夕食が完成。
よかった〜とホッと一息。
食べ終わり、後片付けをします。
テント設営から夕食まで時間がおして、就寝もこの時間に。
しかもテント内は暑くて寝苦しかった。。
2日目
朝は涼しく、朝焼け・日の出も美しかったです。
すごしやすい気温と綺麗な朝焼けに誘われ、娘とキャンプ場を散歩してみました。
モーニングコーヒーを淹れ、ホットサンドを焼いて食べます。
ホットサンドは、ベーコントマトチーズにしました。
日ものぼり、だんだん暑くなってきたので、早々に撤収を開始します。
ゆっくり1時間ほどかけて、撤収作業終了です。
カーシェアの車を返却し、無事に帰宅。
親子ナイトキャンプ、注意点は?
親子ナイトキャンプの注意点
今回いくつか失敗や反省点があったので記しておきます。
やけど
最も大きな失敗は、娘が灯油ランタンに触れてヤケドしてしまったことです。
灯油ランタンは今回初めて使用したアイテムです。
反省点
- 灯油ランタン初使用のため、熱くなる箇所について自分自身も注意不足だった
- ローテーブルの上にランタンを置いたため、子供の腕の高さになってしまった
- 普段家でも使用しているLEDランタンと同じように扱ってしまった
灯油ランタンは、火傷する熱さになったり、倒すと火災の危険もあるものです。
そういうものには子供を近づけないのが鉄則のところ、子供が届く場所に置いてしまった私の不注意でした。
「熱いから気をつけてね」とは言っていたものの、食事中に意図せず肘が当たってしまったようでした。
皮がむけて赤く腫れてしまい、娘には大変かわいそうなことをしたと猛反省しました。
(キャンプから帰宅後、妻のアドバイスによりすぐに病院に連れていきました。)
今後とるべき対策措置
- 高いランタンポールから吊るして子供の触れない位置に設置する
- ランタンを全てLEDにする
マットレス
もう一つの失敗が、エアマットレスの空気漏れです。
前回のディキャンプで使用したクイーンサイズのエアマットレス。
電動エアポンプで空気を入れキャップをしたところ、空気注入口のあたりから「シュー」という空気音が。
案の定膨らませた後、しばらくするとしぼんできてしまいました。
代替になる物もなかったので、今回は仕方なくこのエアマットで寝ることにしました。
なんとか眠れたものの、明け方にはしぼんでヘナヘナに。
エアマットの問題点
- まだ数回の使用しかしていないほぼ新品だったこと
- 事前に点検した上で使用すべきだったこと
- それでもキャンプ中に空気漏れが起きる恐れがあること
- 空気漏れが起きてしまったら修理困難なこと
エアマットは比較的安価で、寝心地もいいのでとても便利に感じていました。
ただ、壊れた時のリスクが今回浮き彫りに。
今後はコットなど、別の確実な寝具に切り替えていこうと思います。
暑さ・寝苦しさ
さらに、暑くて寝苦しい問題がありました。
キャンプに行ったのは6月。
- 昼は30℃超え
- 夜は30℃を少し下回るくらいの熱帯夜
- テントの中は暑く、寝苦しい夜に
- 暑くて眠れなかったため、外で夜遅くまで涼んでいた
外は深夜になるにつれ結構涼しくなりましたが、外で寝ると蚊に襲われ放題。
また夜があけて日がのぼるにつれて、涼しくなった外気が一気に暑くなってきました。
結局涼しかったのは朝8時前くらいまでで、あとはもう日中の暑さ。
都市部&平地の河川敷キャンプ場の暑さは、思った以上でした。
暑さ対策
- 真夏は森の中・山の中のキャンプ場に行く
- 充電式の扇風機を常時ONに
- 電源サイトでは小型冷風機などを利用することも考慮
まとめ
まとめ
こうして、いくつか失敗も経験しつつ、なんとか初めての親子泊まりキャンプを終えました。
子供と泊まりキャンプを楽しむためには、やはりそれなりの準備や経験が必要だと感じました。
一方で、デイキャンプでは経験できない
- 屋外で寝起きすること
- それによって日常の側にある自然をダイレクトに感じる経験ができること
- 一緒に料理やテント設営をして絆を深められること
- 日常からの解放を味わえること
これらを親子で一緒に味わえることの楽しさがとても大きかったです。
そのせいか、自分だけでなく娘も
また絶対にキャンプしたい!
と言ってくれました。
ぜひこの記事を参考に親子キャンプ、やってみてください。
これからも親子キャンプの様子を綴っていきたいと思っています。
プロフィール
のびた
- 野遊び台湾.net運営者
旅人
航空会社運航乗務員(15年くらい)
1980年生まれ 41歳
航空会社の転職を機に台湾に移住。
妻と子供と台北に暮らして5年余り。
体調不良になり一時休職したのをきっかけに
生き方をちょっとだけ見直した結果、ブログを始める。
台湾・旅・アウトドアを中心に楽しいことを発信していくつもりです。
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