こんにちは。絶景マニアの のびた です。
絶景を求め、世界30カ国以上を旅してきた私がウユニ塩湖を紹介していきます。
前回は、ウユニ塩湖の魅力を3つの理由からご紹介しました。
この記事では具体的に、ウユニ塩湖がどこにあって、どんなところか解説していきます。
ウユニ塩湖の特徴を知ると、旅に持っていくべき必需品がわかります。
ウユニ塩湖に行きたいけれど、地球の裏側だしどんなところか全然わからない
ウユニ塩湖に行きたいんだけど、鏡張りの絶景を楽しむためには何を持っていくべきなの?
そんな疑問に、ウユニ塩湖へ行って鏡張りの絶景を見てきた経験をもとに答えます。
ぜひ最後までお読みいただき、ウユニ塩湖への絶景旅にお役立てください。
ウユニ塩湖はどこにある?
ウユニ塩湖はどこにある?
ウユニ塩湖は、南米大陸中部に位置するボリビアという国にあります。
ボリビアの首都ラパスからウユニ塩湖までの距離は417km。
東京から甲子園(兵庫県西宮市)までの距離と同じです。
ウユニ塩湖はとにかく広くて平らな土地で、塩原としては世界一の広さ。
Google Earthで見ると、南米大陸全体で見てもすでに白く目立っているのがわかります。
おそらく宇宙からでもわかるでしょう。
東京からウユニ塩湖までの距離は16,855km。
ほぼ地球の裏側にあります。
ウユニ塩湖とはどんなところ?
ウユニ塩湖とはどんなところ?
ウユニ塩湖の標高は富士山の山頂とほぼ同じ
ウユニ塩湖の標高は海抜3,660m。
富士山が3,776mなので、富士山の山頂とほぼ同じです。
ボリビアの3分の1はアンデス山脈の中で、標高の高い場所に位置する国。
首都ラパスの中心部は標高3,550m、空港は世界一標高の高い国際空港であるエル・アルト空港で4,060mにあります。
雨季に浅く水が溜まり「天空の鏡」が出現
ウユニ塩湖は高低差が100km四方で50cmしかなく、世界で最も平らな場所とされています。
そのため雨季には、雨水が塩原に浅く溜まります。(4-11月が乾季、12-3月が雨季)
浅くて波が立たない水面は空と雲を映す「天空の鏡」となり、空と大地が一体となった景色が出現します。
ウユニ塩湖には日陰がない
ウユニ塩湖が平らで広大な塩原だということを見てきました。
それは植物や建造物がないということで、つまり日陰がほとんどないということになります。
さらに水が張った状態だと、水が光を反射して足元からも光が照らします。(雪が積もったスキー場のゲレンデと同じ状態)
上からの陽射しと水に反射した光で、2倍の紫外線にさらされることになります。
どう考えても、日焼けしやすい環境です。
実際私は甘く見ていて、サングラス以外の日焼け対策をあまりしませんでした。
すると日焼けどころか顔に水ぶくれができてしまい、相当苦しみました。
ウユニ塩湖に何を持って行くべき?
ウユニ塩湖に何を持って行くべき?
高山病対策
私は医療関係の専門家ではないので、高山病(高度障害)に関しての正確な情報はこちらを参考にしてみてください。
高山病予防のポイント
- 高度(標高)をなるべく急に上げない
- 高度を上げる時はゆっくり上げる
- 荷物を軽くしたり、ゆっくり歩いたり、負荷をかけない
- 水分をしっかり摂る
- 薬(ダイアモックス)の必要性は医師に相談
これらを踏まえて、私からウユニを旅する際の具体的な対策をあげると以下のようになります。
- ラパスの到着前から、機内で水をたくさん飲むこと(機内は特に乾燥していて、到着前に水分を失いやすく注意が必要)
- 到着したらゆっくり行動すること(特に階段。意識してゆっくり昇り降りする)
- 高度順応する計画を立てておくこと(ラパス到着後、市内に1泊して体を慣らしてからウユニに向かうのがおすすめ)
- ラパスの空港が一番危険(ラパスの空港は特に標高が高い(4,000m以上)ので、できるだけ早く移動する)
私の場合、ラパスの空港に到着してしばらくすると頭痛が始まりました。
市内で1泊して翌日のフライトでウユニに向かいましたが、2日目には順応したのかだいぶ楽になっていました。
ラパスに到着してその日にウユニにフライトで向かうことも可能で、その方が効率がいいと思われる方も多いでしょう。
しかし、一気にウユニまで向かうと負担が体にかかって、高山病になりやすくなる可能性もあります。
計画される方は疲労軽減策を十分に検討しておきましょう。
日焼け対策
続いて必要なのが、日焼け対策です。
以下のようにまとめてみました。
- 日差し対策・・・通常の日差し対策(肌の露出防止・帽子・日焼け止めなど)
- 照り返し対策・・・(サングラス・日焼け止めリップクリームなど)
- 顔、特に眼と唇が要注意・・・サングラスと日焼け止めリップクリームは必需品
私は甘くみていて、サングラスだけで乗り込みました
すると顔の表面が日焼けするだけでなく、皮膚が限界を超えたのか水ぶくれが発生。
その後1週間は痛みやただれ、ヒリヒリに悩まされることに・・・。
塩湖対策
対策の最後は塩湖対策です。
ウユニの特徴である、薄く張った塩水。
対策として、ツアーに参加すればツアー会社が長靴を貸してくれます。
ところが貸与されるのは、白や黒の伝統的なゴム長靴。
そこで塩湖対策として
- 写真映えを考えるなら7分丈程度のボトムスや耐水の靴・サンダルの用意があると◎(その代わり日焼けに注意)
- 塩湖の水は強烈な塩水なので、服装は塩に強く真っ白に汚れてもいい服を
まとめ
ウユニ塩湖は地球のほぼ裏側にあり、高地の塩湖であること見てきました。
日本とは全く異なる環境だからこそ、準備が大切であることがお分かりいただけたと思います。
対策のまとめ
- 高山病対策・・・順応するための旅行計画、水分摂取、無理のない行動
- 日焼け対策・・・皮膚の露出を防ぎ、特に顔への陽射し対策と照り返し対策を万全に
- 塩湖対策・・・服装(特にボトムス)や靴・サンダルの用意をしっかりと
3つの対策をしておくことでウユニでの滞在が快適になり、絶景を楽しめる確率が上がります。
この記事が、あなたのウユニ塩湖への旅行に少しでもお役に立てば嬉しいです。
また、この記事以外にもウユニ塩湖に関する様々な記事をあげていく予定です。
関連記事も読んでいただき、ぜひウユニに行って絶景に出会ってください。
お読みいただきありがとうございました!
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