海外在住だけど日本のネットで買ったものを送りたい!海外転送サービスって?おすすめサービスを徹底比較してシミュレーション!

海外在住だけど日本のネットで買ったものを送りたい!海外転送サービスって?おすすめサービスを徹底比較してシミュレーション!

みなさんこんにちは。

台北在住6年目ののびたです。

海外在住のみなさん、日本のネットショッピングで買ったもの、どのように海外の住所へ送っていますか??

知人やご家族に頼んで送ってもらったり、あるいは直接海外発送したり、もしかしたら日本で買うのを諦めている方もいるかもしれません。

でも知人やご家族に頼むのも、たまにならいいですが、何回も頼みづらい。

そして、頼んだら頼んだで梱包・発送の手間をかけさせるし、相手の都合もあってすぐには発送してもらえなかったり。

そんな悩みを解決するのが、海外転送サービスです。

このサービスを利用すれば、日本での荷物受け取り、梱包、税関手続き、発送など、全て迅速にやってくれます。

私もいくつかのサービスに登録して使ってみました。

すると

一体どのサービスを使えばいいの?

どれがお得なの?

という疑問が湧くと思います。

この記事では、転送サービスの仕組みから登録のしかた、かかる日数や料金の目安を説明します。

そして私が実際に使ったサービスをわかりやすく比較しましたので、ご自分がどんな時にどのサービスを使えばいいかがわかります。

また使ったからこそわかる「実際どうなの?」という部分も併せてご紹介します。

ぜひ読んでみてください!

目次

海外転送って?どんな人にどんなメリットがあるの?

海外転送サービスとは、ネットで買った商品の受け取り・梱包・発送手続き・発送作業を日本国内で代行してくれるサービスです。

海外に住んでいると、日本国内にしかなく現地で手に入らないものがあるはずです。

また海外で買うと、日本国内で買うよりずっと割高だったり、海外仕様のものしか手に入らないといった問題もあるかもしれません。

家族や知人に頼んで、送ってもらったりもできます。

しかし毎回いちいちお願いしたり、急いでもらったり、大きいものを梱包して手続きしてもらったり。。。

頼むのを躊躇してしまう時もありますよね。

また例えば新品の家電製品などを送る場合、税関書類などを用意する必要があり、煩雑です。

品物によっては、送ってはいけない禁制品に該当するものもあります。

経験談ですが、家族に除湿機を送ってもらおうとしたところ、バッテリーが入っているのでは?と郵便局に発送を断られたことがありました。

転送サービスならば全て代行してくれ、事前に相談や確認も可能です。

まとめると次のような人には海外転送サービスがおすすめです

  1. 日本に受け取り住所がない、または人に頼みにくい人
  2. 梱包・発送手続きを専門の人にやってもらいたい人

そして次のようなメリットがあります

  1. 日本でしか手に入らない商品が海外にいながら手に入る
  2. 専門知識を持った業者が受け取り・梱包・発送を代行してくれる
  3. EMSから船便まで、日数と費用にあわせて発送方法を選べる
  4. 届いてから一定期間保管してくれたり、複数の商品をまとめて送ってくれたりする
  5. 発送禁制品や関税について、相談できる
  6. サービス業者によって大きな商品、郵便物など特殊な品物も転送してもらえる
  7. ネット上で見積もり、進捗状況が把握できる

どんな人に、どのようなメリットがあるかわかりましたね!

次に、実際どうやって使うのかを解説していきます。

海外転送サービスってどうやって使う?

ここからは、海外転送サービスをどのように始め、どのように使うのかをご紹介していきます。

結論から言うと、とても簡単です。

手続きや利用はすべて海外&ネットで完結しますのでご安心ください。

利用登録

どの転送サービスでも、まず

  1. 利用登録(ID発行、日本住所付与)
  2. 本人確認申請→承認
  3. 支払い方法登録

が必要です。(日本の法律により)

1と3については、メールアドレスとクレジットカードがあればその場で完了します。

2については、海外在住者なら必ず持っているパスポートがあるので問題ないでしょう。

海外住所については、荷物がちゃんとその住所に届くことがわかる、宛名の写真などをアップロードします。

ちなみに宛名が自分の名前でなくてもよかったり、後から変更できたりします。

なので住所が存在して、ちゃんと荷物が届けば、そこまで承認は厳密ではないようです。

申請→承認というとちょっと身構えますが、数日であっさり承認されました。

登録が完了したら日本での住所がもらえます。

ネットショッピングで買った商品はその住所に向けて送ります。

利用料金

購入した商品が日本の住所(転送サービスの倉庫)に届くと、お知らせが届いたり、ネット上で確認できるようになります。

マイページ上で配送方法を選んだり、商品情報を入力したりといった事務的な手続きを済ませると、支払いになります。

利用料金がもっとも気になるところではないでしょうか。

転送サービスによってそれぞれ違いますが、大体

送料+手数料+その他諸費用=支払い金額

というイメージです。

この費用の部分は、次の章で詳しく比較していますので、そちらを参照してください。

送料は基本的に変わらないので、手数料と諸費用がどれだけかかるか(つまり安くできるか)がポイントとなります。

必要日数

支払いが終わると、発送手続きになり、発送、受け取りになります。

発送後にもお知らせが来ます。

荷物のトラッキング番号が確認できるので、日本郵便の荷物追跡ページで荷物が今どこにあるか確認できるので安心です。

必要な日数ですが、私の住む台湾の場合の最短の場合を記しておきます。

  • 倉庫での受け取りから支払い手続きまで1~2日。
  • 支払い手続きから発送までが2~3日。
  • 発送から自宅での受け取りまで、EMSで最短3日。

もちろん選ぶ発送方法と、ご自分の国・地域がどこかによって全く異なってきますが、参考までに。

以下の場合、上記よりもかなり日数がかかりますので注意が必要です。

  • まとめ梱包をする
  • 年末年始や旧正月の繁忙期
  • 関税手続きが必要

などなど

注意点

かかる日数以外にも注意点があります。

禁制品についてです。

航空便・船便に限らず、発送が禁止されている品物があります。

世界共通のものと、国によって異なるものがありますので、商品購入前によく把握しておくと、トラブルになりにくいと思います。

サービス比較

さてここからは、私が実際に利用したことのある転送サービスを比べていきたいと思います。

比べるのは、転送コムBenly Express (BEX)です。

転送コムはネットで検索してヒットしたサービス。

BEXは知り合いから「ここは配送手数料がかからないよ」と教えてもらって使ってみたサービスです。

わかりやすく表にまとめて見ることにしましょう。

転送コムBEX
転送コムBEX
登録ユーザー登録
本人確認
クレジットカード登録
ユーザー登録
本人確認
クレジットカード登録
配送対象国82国地域216国地域
配送方法日本郵便(EMS, AIR, SAL, 船便)
DHL
ECMS
Family Mart (台湾のみ)
日本郵便(EMS, AIR, SAL, 船便)
料金システム転送手数料+配送料 
(転送手数料は実重量ベース)
(配送料は日本郵便・family martは実重べース)
(DHL、ECMSは実重量or容積重量の重い方)  
送料+登録料¥150/箱
(+再梱包資材料封筒¥120- ダンボール¥380-)
(必要な場合のみ)
支払い方法paypal
VISA
MASTER
AMEX
JCB
銀聯
paypal
VISA
MASTER
AMEX
JCB
DINERS
Alipay
まとめ梱包申し込み料¥200+¥300/個¥550+再梱包資材料
商品保管60日まで無料30日まで無料、以後¥200/日 
最長60日まで
保険EMS ¥20000まで
以後¥20000につき¥50
EMS ¥20000まで
以後¥20000につき¥50
サポートお問い合わせフォームサポートセンター メール
特殊サービス・特記20万円以上のものは通関手数料必要必要20万円以上のものは通関手数料¥2800
瓶用発泡スチロール箱 ¥300/瓶
通販・オークション代理購入サービスbuyee
通販サイト購入品以外も転送可
転送サービス比較表

こういう時はどっちを使うべき?

表を見ただけでは具体的にわかりにくいので、具体例に応じてシミュレーションしてみます。

  1. 小さい荷物1つを最短で転送したい場合
  2. 大きい荷物1つを最短で転送したい場合
  3. 5kgの荷物をできるだけ安く転送したい場合
  4. 1kgの荷物5個を転送したい場合
転送コム 転送コムBEX BEX
台湾台湾
1. 小1個 (250g) 最短EMS ¥1400+¥350=¥1750
2日
EMS ¥1400+¥150=¥1550
2-10日
2. 大1個    (10kg) 最短DHL ¥5363+¥3600=¥8963
2-4日
EMS ¥10500+¥150=¥10650
2-10日
3. 5kg 最安ECMS ¥1813+¥1820=¥3633
7日
船便 ¥3640+¥150=¥3790
2-3ヶ月
4. 1kg×5個EMS ¥8120
まとめ梱包¥200+¥300*4=¥1400
total ¥9520
EMS ¥6300+¥150*5=¥7050
まとめ梱包¥550+再梱包資材¥1000=¥1550
TOTAL ¥8600
ここにあげたのは各社のホームページから算出した目安の金額と日にちです。
例えばまとめ梱包で再梱包された場合に増える重量は状況によって異なるため、実際のものとは異なる可能性があります。
また、DHLとECMSは容積と重量によって値段が変わってくる可能性があります。

結果をまとめて、シチュエーションごとにどちらかをおすすめしたかったのですが、難しそうですね。

結論として、個数・重量自分が急いでいるのか、安く送りたいのかで、どこがお得か一概には言えないということがわかります。

やはりその都度自分でシミュレーションしてみるのが一番確実と言えそうです。

実際どうなの?使ってみての感想編

最後に、実際に私が使って「実際どうなの?」という部分をQ&A的にご紹介したいと思います。

今までにどんなものを送った?

趣味のものが多いですね。

多いのは、個人的なガジェットもの(例えばGoproのアクセサリ)と、日本の食料品(カップヌードルチリトマトやコンソメ)です。

書籍もたまに送ります。

梱包は丁寧?そのほかの作業も丁寧にやってくれるの?

梱包は転送コムもBEXも毎回非常に丁寧です。

破損していたことはもちろんありませんし、梱包が雑だなと思ったこともありません。

問い合わせが必要な事態にはまだ遭遇したことがないので、サポートについてはわかりません。

利用料金は納得?

料金はまぁ納得の範囲内です。

もちろん安いに越したことはないですが、ビジネスなのである程度かかるのは当然ですしね。

何かトラブルや困った経験はない?

5年ほど転送サービスを利用していますが、前述したように、トラブルなどはゼロです。

運がいいだけかもしれませんが。

最近気になるのは、日本の倉庫に荷物が届いてから、マイページに反映されるのに以前よりも少し日数がかかる気がします。

繁忙期だったり、転送の需要が増えて処理数が増えているからかもしれません。

まとめ

便利な海外転送サービスについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

表などにまとめて、シミュレーションするというのは、私にとっても改めて参考になりました。

2つのサービスのうち、今までは「気が向いた方」だとか「感覚」で使い分けていました。

日本から近い台湾なので、発生する差額も大したものではないかもしれません。

ただこれからは、必ず両方から見積もりをとってみてから利用しようと思います。

皆さんも、転送サービスを使いこなして、楽しいネットショッピングと、楽しい海外生活を!

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のびた

プロフィール

のびた

  • 野遊び台湾.net運営者

旅人 

航空会社運航乗務員(15年くらい)

1980年生まれ 41歳

航空会社の転職を機に台湾に移住。

妻と子供と台北に暮らして5年余り。

体調不良になり一時休職したのをきっかけに

生き方をちょっとだけ見直した結果、ブログを始める。

台湾・旅・アウトドアを中心に楽しいことを発信していくつもりです。

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