こんにちは、のびたです。
頻繁に、いろんな国へ旅行へ行かれるあなた。
海外旅行のモバイル環境選びで悩んでいませんか?
・レンタルWi-Fiは、貸出・返却の手間がかかってしまう。
・携帯キャリアの海外ローミングは割高。
・現地SIMは国ごとにいちいち契約しなければいけない上に、料金プランは各国それぞれあって複雑。
私は「Smart Go」が出しているモバイルルータ、「Pokefi」(ポケファイ)を使っています。
Pokefiは100カ国以上の国で、スイッチ一つで電波を拾ってくれて、全世界共通の料金プランでデータ通信ができます。
いろんな国に何回も出かける人には、まさにうってつけのモバイル環境を提供してくれると言えるでしょう。
今回の記事では、このおすすめモバイルルーターのPokefiをご紹介します。
Pokefiにすると、ルーターの貸出・返却の手間や、現地SIMの契約やプラン選定など、さまざまなストレスから解放!
その結果、お金や時間を旅行や出張に集中でき、貴重な滞在時間が非常に充実したものになります。
今回の記事を読んでほしい人
- 海外へよく出かける人
- いろんな国へ行く人
- 海外旅行中のモバイル環境をどうすればいいのか悩んでいる人
- 海外旅行中のデータ通信料を節約したい人
- Smart GoのPokefi、どんなところが良い?
- Pokefiの料金体系
- Pokefiの入手方法や本体価格
- Pokefiの初期設定や使い方
- 他の海外モバイルサービスとの違い
便利でお得なPokefiを使いこなして、「ストレスフリーな海外モバイル環境」をぜひ手に入れてください!
ポケファイはどんなところが便利なの?
ポケファイはどんなところが便利なのか?
スイッチ一つで稼働!
香港の企業である、Smart Goから出ているポケファイ。
さまざまな特徴がありますが、その最たるものが、「スイッチ一つで稼働する」です。
ポケファイにはスイッチは真ん中のボタン一つしかありません。
初期設定を終わらせれば、あとは旅行先の国に到着してスイッチON!
そうすればその場で最も早い回線をキャッチして、使えるようになります。
知らない国に到着して、そこからさらにモバイル回線の契約や携帯電話・ルータの設定など、ストレス以外の何物でもありません。
PokefiはeSIM(SIMカードがない=仮想SIM)なので、SIMカードの入れ替えも必要なし。
スイッチON!で終了です。
多くの国で使える!
2022年6月22日時点で、Smart GoのPokefiページによると、126の国・地域がカバーされています。
使えない国・地域も記載されているので、チェックしてみてください。
通常、日本人が行くメジャーな国や地域はカバーされており、大抵の出張や観光旅行で使えると思っていいと思います。
ポケファイの料金体系はどうなってる?
ポケファイの料金体系は?
大抵の国でスイッチ一つで使えるPokefiですが、料金体系も世界共通でわかりやすいものになっています。
月額料金や契約料金などはかからず、使いたい時に使いたいだけ買う方式。
ただ、プランには使い始めてからの有効期限があるのでそれだけ注意してください。
データ量を購入するプラン(1GB/5GB)と、利用日数を購入するプラン(1日/5日)の4種類です。
価格はそれぞれUS$6(約800円)とUS$15(約2020円)。
シンプルでわかりやすいですね。
それ以外に、アクセス制限を受けないようにする中国専用プラン(China VPN)も1種類用意されています。
ニーズに合わせたプランを選択できて便利
プランは自分の滞在に合わせて選べるので便利です。
例えば・・・
・短期の旅行ならば1日プラン×日数
・長期の旅行で節約したい場合は1GBのプラン
・ある程度は使いたいけれど、料金は高額にしたくないから5GBのプラン
・1週間の旅行で、5日プランと残りは1GBのプランを買い足し
などなど、自分のニーズと料金を考えて組み合わせられるのがいいですね。
トップアップ(プランの購入)も簡単で、2種類の方法があります。
プランの購入方法
たとえデータ容量を使い切ってインターネットに接続できない状態でも、Pokefiの管理ページから購入できるのも便利です。
プランを購入すると、数分~数十分後には有効になり、ネットが使えるようになります。
1日プランと5日プランは使い放題ではあるものの、1日あたりデータ使用が750MBを超えると速度が128kbpsに落ちてしまいます。
翌日(基準は香港時間)には元の速度に戻りますが、128kbpsとなると動画やデータ転送などは遅くてストレスが溜まると思います。
ポケファイはどこで手に入る?
ポケファイはどこで手に入る?
操作面、料金面で海外モバイル環境のさまざまなストレスから解放してくれるPokefiですが、どうやって購入すればいいでしょうか。
日本国内のネットショッピング
日本国内のネットショッピングで取り扱いがあります。
Smart Goの公式サイト
Smart Goの公式サイトからも購入することができます。
香港からの発送ですが、日本へは送料無料なのも嬉しいところです。
国際線航空機の機内販売
私は台湾のエバー航空の機内販売で購入しました。
香港に就航している航空会社の機内販売をチェックしてみるのもいいかもしれません。
免税価格で買えますしね。
ポケファイの価格
Smart GoのHPで直接購入するとHK$1,318となっています。
2022年7月現在のレート(1HK$=¥17.581)で、約23,200円です。
日本へ送る場合、送料は無料のようです。
海外からの購入・配送が不安な方は楽天市場で買うこともできます。
税込で26,200円ほどで売っているのを確認しました。
何かあった時に日本語で問い合わせたりできるので、3,000円程度なら多めに出してもいいかもしれません。
またエバー航空の機内販売ですが、NT$4,160(2022年7月のレート1NT$=¥4.61で、約19200円)で販売しているようです。
コロナ禍でなかなか海外旅行が難しい昨今ですが、旅行の際に機内販売でお得に購入するのもいいかもしれません。
ポケファイの始め方
ポケファイの始め方
ここまでは、ポケファイの便利さと価格について紹介してきました。
では、実際に購入したとして、使い始めるにはどのようにすれば良いのかを解説していきます。
Pokefiの開始手順
購入直後の段階では、バッテリーと本体が接続されていない状態になっています。
Pokefiの裏面のカバーを開けて、バッテリーと本体の間にある絶縁体を外す必要があります。
裏面のカバーはしっかりとはまっているので、初めて外すときは「壊れないかな??」と少し心配になりますが大丈夫です。
USBに接続して充電します。
本体側の端子はmicro-USBとなっています。(PokefiのHPには、「micro USB or Type-C」となっています)
スイッチは、本体の真ん中に一つだけある銀色のボタンを長押しします。
ボタン上部のランプが赤色から緑色になったら、電波を捉えたということです。
パソコン、もしくは携帯電話側で操作をしていきます。
パソコンもしくは携帯で、WiFiの「PWF・・・」で始まるルータに接続します。(パスワードは後で変更できます)
これでPokefiに接続できました。
パソコンもしくは携帯のブラウザに、www.a.pokefiのアドレスを入力します。
Pokefiの管理画面に入ることができます。
この管理画面では、電波の受信状況やバッテリー残量、データ残量のチェックや、データの購入などさまざまなことができます。
管理画面から、WiFiパスワードの設定や、データの購入など、自分の好きなように初期設定をしていきましょう。
これらのステップは、こちらのポケファイの公式ページに記載されています。
ポケファイの紹介動画もありますので、ぜひチェックしてみてください。
初期設定が完了すれば、あとは渡航先の国に着いたらスイッチを入れてPokefiに繋ぐだけです。
ポケファイが自動的に電波を拾って使えるようになると、緑色のランプが点滅します。
(電波を拾うまで、国によりますが数分かかる場合があります)
回線の速さは国や電波の受信する場所によります。
4G/5Gがある国では日本と変わらない速度ですね。
他のサービスとの比較してどうなの?
他のサービスとの比較
最後にポケファイが他のサービスと比べてどうなのかを比較してみます。
料金に関しては、さまざまなシチュエーションがあるので、最後にまとめて表にしてみました。
レンタルWi-Fi
レンタルWi-Fiは業者からWi-Fiルータを借りて、渡航中にルータを通じて海外のインターネットに接続するサービス。
大抵のサービスが空港カウンターで受取・返却か、宅配受取・返却が選べるようです。
しかしどちらも渡航数日前までに申し込む必要があり、受取手数料や返送費も自己負担です。
レンタルwfiと比べると、pokefiは申し込み・貸出・返却の手間が必要ありません。
特に年に何回も海外へ渡航する方は、pokefiにすれば貸出・返却の手間と金額をその分だけ節約することができます。
携帯会社の海外ローミング
携帯各社が海外ローミングサービスを提供しています。
海外ローミングサービスは、ルータなどの特別な機器を必要とせず、自分の携帯電話一つで海外データ通信ができるサービスです。
携帯会社各社が、それぞれプランや条件を設定しています。
1日あたりの料金がリーズナブルだったり、特別な申し込みを必要とせず使えるなど、各社色々なサービスがあります。
ただ、ここで問題なのは、各社色々なサービスがあるからといって、それらを自由に選べない点です。
海外ローミングサービスのためにわざわざ携帯キャリアを乗り換えるのは現実的ではありません。
そうなると、自分の携帯会社が提供する海外ローミングサービスのプランを使うしか選択肢はなくなってしまいます。
各社特徴はあるものの、提供するサービスは各社とも大抵1〜2種類です。
時間単位で使いたい人、データ容量をその都度買いたい人、長期旅行で料金を安く抑えたい人、安心のサポートを求める人。
それぞれニーズがあるにもかかわらず、幅広いサービスを提供する携帯キャリアはないのが現状です。
Pokefiなら、日数またはデータ容量のプランを選べて料金も低価格なので、さまざまな旅のタイプとニーズに応じて選択できます。
現地SIM契約
よく行く国で、現地のモバイル通信事情に詳しい人なら、現地でSIMカードや回線を契約するという手もあるかもしれません。
現地在住者向けのものを契約・購入するわけなので、当然プランも豊富で割安のものを見つけることができる可能性が高くなります。
ただし注意点もあります。
- 最適なプランを選んで契約するための言葉と現地事情に詳しい必要があること
- 複数の国に行く場合には、原則的に国ごとに契約する必要があること
- SIMカードを現地に到着するまで無くさずに保管し、到着したら入れ替えるという物理的な手間も必要
Pokefiなら、サービス対象国ならばSIMカードの交換も、プランの契約も必要ありません。
何ヵ国も周遊したり、年に何ヵ国も旅行・出張に行く場合はPokefiの方が手間がかからず、ストレスフリーです。
料金比較
では実際、それぞれのサービスを利用した場合、料金はどのようになるでしょうか?
pokefiと、レンタルwifi、海外ローミングの代表的なサービスを比べてみることにしましょう。
(現地SIMは無数にあるため割愛します。)
旅のタイプは、近距離(アジア 台湾)・遠距離(アメリカ)と、短期間(2泊3日)・長期間(1ヶ月)の旅行をそれぞれ想定
データは1日1GB使うものとして計算
1ヶ月は30日として計算
レンタルWiFiは東京在住、空港受取・返却とする
紛失補償などのオプションは必要最低限で計算
期間限定の割引などは適用せず
台湾 | アメリカ | 備考 | |||
短期 | 長期 | 短期 | 長期 | ||
Pokefi | ¥2,020 (US$5×3) | ¥12,150 (US$15×6) | ¥2,020 (US$5×3) | ¥12,150 (US$15×6) | 本体¥23,000 (HK$1,318) |
レンタルWiFi A社 | ¥4,610 (¥1,370×3+¥500) | ¥41,600 (¥1,370×30+¥500) | ¥4,910 (¥1,470××3+¥500) | ¥44,600 (¥1,470××30+¥500) | 受渡手数料 ¥500 |
レンタルWiFi B社 | ¥5,240 (¥1,580×3+¥500) | ¥47,900 (¥1,580×30+¥500) | ¥6,140 (¥1,880×3+¥500) | ¥56,900 (¥1,880×30+¥500) | 受渡手数料 ¥500 |
携帯会社 海外ローミング A社 | ¥2,480 (3日間プラン) | ¥26,080 (7日プラン×4+2日) | ¥2,480 (3日間プラン) | ¥26,080 (7日プラン×4+2日) | |
携帯会社 海外ローミング B社 | ¥2,940 (¥980/日×3) | ¥29,400 (¥980/日×30) | ¥2,940 (¥980/日×3) | ¥29,400 (¥980/日×30) |
想定したいずれの旅行の場合にも、Pokefiの料金が安いことがわかります。
また、Pokefiの場合、本体費用がかかることがネックになりますが、プランが安いので行けば行くほどお得になります。
逆に、海外ローミングサービスとは最小で3日で500円ほどしか差額がありません。
どのサービスが一番ご自分にマッチしているか、確認してみることをお勧めします。
- ご自分のこれからの旅行回数
- 現在契約している携帯電話会社のローミングサービス
等について、よくご確認ください。
まとめ
Pokefiの便利な点、料金、入手方法、はじめ方、そして他のサービスとの比較をご紹介してきました。
まとめると、このようになります
- Pokefiは100ヵ国以上で、スイッチひとつで使えて簡単
- データプランは世界共通で、4種類からニーズに合わせて選べて便利
- ネットで日本からでも、海外からでも入手できる。データの追加購入もネットで簡単。
- 初期設定も簡単。ホームページにもガイドがある。
- 他のサービスと比べても、料金的にも手間的にもお得
他の海外通信サービスに比べた利点
- レンタルWiFiと比べると、貸出返却の手間がなくてストレスフリー
- 携帯会社の海外ローミングと比べると、サービス申し込みの手間がなくてストレスフリー
- プランが選べるので、自分に合ったプランが選べて、出費を抑えられる
- 本体価格を負担する必要があるが、通信料金が安いので数回海外に行くと元が取れる
Pokefiにすると、時間とお金を節約できて、その分を旅の他のことに回せるようになります。
つまり、旅に今まで以上に時間とお金をかけられるようになって、より充実した滞在にすることができるんです。
海外によく行かれる方は、ぜひPokefiを検討してみてください。
プロフィール
のびた
- 野遊び台湾.net運営者
旅人
航空会社運航乗務員(15年くらい)
1980年生まれ 41歳
航空会社の転職を機に台湾に移住。
妻と子供と台北に暮らして5年余り。
体調不良になり一時休職したのをきっかけに
生き方をちょっとだけ見直した結果、ブログを始める。
台湾・旅・アウトドアを中心に楽しいことを発信していくつもりです。
コメント