台湾在住サラリーマン、のびたです。
みなさん、台湾も日本と同様、「温泉天国」だってご存知でしたか?
ただ、
日本のようにキレイで清潔な温泉リゾートはあるのかな?
国際的なホテルチェーンのリゾートで快適に温泉を楽しみたい!
そのように感じている方もいるかもしれません。
今回は世界最大規模のホテルチェーン、マリオットグループに属するウェスティン系の温泉リゾート、
「ウェスティン宜蘭リゾート」に泊まってきたので、ご紹介します。
このホテルはまだ新しく、週末はなかなか予約も取れないので、滞在記もまだまだ少ないです。
この記事では、
- どんなホテルなの?
- 誰と、どのように行ったの?
- 温泉はどんな感じ?
- 滞在に役立つヒントはある?
こういった内容でご紹介していきますので、読めばホテル選びや旅行の計画のお役に立てると思います!
ウェスティン宜蘭はどんなホテル?
このホテルはマリオット系列ウェスティンブランドのホテルです。2018年に営業を開始した、比較的新しいホテルですね。
デザインコンセプトが「日本の禅」だそうです。
どこにある?
台湾北東部にある宜蘭県にあります。
台湾には多くの温泉地があり、その一つ員山温泉という温泉地。
近くにはこちらも温泉で有名な礁渓があります。礁渓は温泉リゾートで大型ホテルなども数々立ち並んでいますが、こちらの員山温泉はみんなんが知っている有名な温泉というわけではないですね。
客室はどんな感じ?
客室のタイプはプール付きヴィラ、スイート、キング/クイーン、ファミリーの4種類計85室。
今回私たちは家族でファミリールームタイプの部屋(約45平米)に泊まりました。
ぬいぐるみや壁の絵、ティピー(布のテント)があり、子供はとても気に入ったみたいです。
全部屋に内風呂が設置されていて、もちろん温泉が引かれています。小さいお子さんのいる家族連れの方や、自分たちだけでゆっくりしたいカップル・グループにはありがたいですね。
清掃も非常に行き届いていて、衛生面で気になる点はまったくありませんでした。
他にどんな施設がある?
レストランが2つ(ビュッフェタイプのレストランと日本料理レストラン)、カフェバー、男女露天風呂、スパ、ジム、キッズスペース、プール、無料駐車場があります。
ジム・プール・キッズスペースは地下にコンパクトにまとまって配置されていました。
費用は?
宿泊料は一番安いタイプの部屋で約6,000元(約2万4千円)~10,000元(約4万円)といった価格範囲のようです。
私たちはファミリールームで、1泊約9000元(約3万6千円)でした。
いつ・誰と行ったか
訪れたのは2021年の10月。台湾の国慶節の連休に1泊2日で行きました。
前々から行きたいと妻と話していたのですが、アプリで調べたところ空室があったので、急遽行くことにしました。
妻と4歳の娘と3人で、台北からレンタカー(カーシェア)の車で出発。チェックイン時間である15時すぎに着くように、12時過ぎに台北をのんびり出発。(チェックイン15:00~、チェックアウト~11:00です。)
台北から車を走らせて約1時間半で到着。宜蘭の駅から少し距離があるので、車が一番便利だと思います。(駐車場も無料)
車以外では、宜蘭の駅からタクシーで10~15分ほど(料金は大体200元~300元(800円~1200円)くらい?)
温泉が最高です
ここでの過ごし方はなんといっても温泉です。実際に入ってみて、温泉の泉質がとても良いのでびっくりしました。
肌に優しく、入った後は肌がツルツル・もちもち。温泉をゆったり楽しむのが、このリゾートの醍醐味かなと思います。
泉質は?
台湾の温泉紹介サイトによると、員山温泉の泉質は中性の炭酸ナトリウム塩泉。透明で無臭、皮膚に良いとあります。
員山温泉は、美肌になる「美人湯」として知られていたとのこと。
大浴場・露天風呂はどんな感じ?
男女2つの露天風呂があり、時間によって男女を入れ替えています。入湯時間は14:00-23:00, 7:00-11:00。
温度ごとに別れた内風呂もあります。
お風呂は日本スタイル(全裸)で、水着不要。
カードロッカー式の脱衣所、湯上がり後のリラックスルームなどを備えていて、非常に日本的なくつろぎのスペースとなっていました。
到着後の夕方とチェックアウト前の朝に露天風呂に入りましたが、他のお客さんとかち合わず。
この日はほぼ満室のはずですが、露天風呂はなぜか非常に空いていました。
台湾人には部屋風呂の方が好まれるのでしょうか??おかげで貸切状態でした。
客室のお風呂はどんな感じ?
私たちが利用したファミリールームの部屋風呂にも、石造りのお風呂がついていました。
部屋でも温泉が楽しめ、とても満足。
唯一、窓からの眺めがホテルの裏側の味気ない景色だったのは残念な感じが。(窓にはステンレス製の格子がついており、内側からも外側からも見えないようになっています。)
ウェスティン宜蘭 滞在のヒント
ここまでの結論としては「温泉が最高だから、温泉を最大限楽しむ滞在にしてほしい」ということです。
そのために役立つかもしれない、ちょっとした滞在のヒントを挙げておきます。
日本食レストラン・スパは予約がおすすめ
もし「夕食は日本食がいい」とか「スパでマッサージも…」というプランがあれば、予約時にそれらも押さえましょう。
というのも、私たちが泊まった日はどちらも既に予約で埋まっていました。台湾の人はみんな日本食大好きですしね笑。
ホテル周辺は何もない
基本的にホテルの周りには何もありません。
徒歩5分圏内には、数軒の地元食堂と、ファミリーマートとセブンイレブンがあるくらいです。
車があれば宜蘭市内まで出ることは可能ですが、ない場合は基本的にホテルの中で完結する必要があります。
ゆっくり温泉を楽しむためには、夕食はホテルで取り、必要なものはあらかじめ買って持ちこんでしまいましょう。
マリオット会員ならレイトチェックアウトを聞いてみる
マリオット会員のシルバーエリートクラス以上の方なら、14時以降のレイトチェックアウト特典があるので、ホテルに聞いてみましょう。
今回聞いてみましたが、通常11:00チェックアウトのところ、「連休ということで、12:00までしか・・・」との回答でした。それでもないよりはありがたいw。
朝風呂にゆっくり入って、チェックアウトの混雑に巻き込まれることもなくチェックアウトできました。
車の場合、台北からの往復時、渋滞に注意
車利用の場合、高速5号線にある「雪山隧道(トンネル)」での週末・連休の渋滞に注意が必要です。
台北と宜蘭を結ぶ唯一の高速道路であるがゆえに、週末や連休にはほぼ確実に渋滞が発生します。
この滞在後も連休の最終日で、昼の12時すぎから既に台北方面に向かう車で渋滞が発生していました。
通常1時間強で到着する行程が、2時間半ほどかかりました。トンネルなので、途中休憩やトイレに行けません。
ご注意くださいね。
おまけ 宜蘭名物のネギを使った絶品春巻き
宜蘭はネギの産地として有名です。
そのネギを使った春巻きを道端で出す屋台のような有名店があると、妻が教えてくれました。
宜蘭から台北への帰り道に立ち寄りましたが、とてもおいしかったです。
まとめ
ウェスティン宜蘭リゾートの温泉は美肌効果が高く、おすすめです。温泉を最大限に楽しむ滞在にしてください。
温泉の効能のおかげで奥さんやお子さんから非常に喜ばれるでしょう。
そしてあなたは日常の喧騒から離れ、日本と同じ清潔で落ち着いたデザインのお風呂や食事を楽しんで、ストレスから解放されることと思います。
ウェスティン宜蘭リゾート公式ホームページ(日本語)はこちら
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